日本人の思いやりについての大学入試小論文解答例【文学部】です。
日本人の思いやりについての大学入試小論文解答例
<構成>
第一段落:日本人の美しい行い
第ニ段落:思いやりの体験談その1
第三段落:思いやりの体験談その2
第四段落:思いやりの共通項とまとめ
日本人の美しい行い
日本ならではの日本文化や四季は、昔から継承されてきたものばかりであり、誰もが美しいと感じるはずだ。例えば、花見だ。桜を見に行く人は皆、満開で美しい桜を見るために行くはずである。では、人の行いの美しさとは何があるだろうか。それは「思いやり」だと考えた。
思いやりの体験談その1
相手を思って行動することは素晴らしいことであり、その姿は美しいものである。そこで二つの経験を思い出した。一つ目が、担任の先生が修学旅行先の空港で、落ちていたゴミを拾ってポケットに閉まっていたことだ。誰かが掃除をしてくれるだろうと思い、私は拾うことに躊躇するだろう。しかし、あたかも自分のゴミのようにそっと拾い上げる人は中々いないと思う。
思いやりの体験談その2
二つ目は、バスである女性が妊娠中の女性に席を譲っていたことだ。お腹は目立つほど大きくなっていなかったが、妊婦さんのかばんに妊娠中のことを示すキーホルダーが付いていたのだ。周りの目を気にしてしまう人が多いと言われる世の中で、相手を思って行動する姿はヒーローのようで あり、美しかった。
思いやりの共通項とまとめ
これらの二つに共通することは、誰かのために行動していることだ。コロナ禍で行動に制限され、生きづらい世の中で人々はより思いやりの気持ちを持つことを意識すべきだ。それは、互いに支え合うことにも繋がる。そんな姿にも、美しさが存在するのではないだろうか。
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