ノンバーバルコミュニケーションに関する大学入試小論文解答例

ノンバーバル非言語コミュニケーションに関する小論文解答例【文学部】です。

ノンバーバルコミュニケーションに関する小論文解答例

ノンバーバルコミュニケーション分類図
ノンバーバルコミュニケーション比重割合

非言語コミュニケーション(問題提起)

筆者は、私たちが話し相手との会話がとぎれたとき、必死にことばを紡ぎ出そうとすることを、ことばの不在をおそれていると表現している。ではどうすれば私たちはことばの不在をおそれずに済むのだろうか。

非言語コミュニケーション(主張)

そのためには、私は会話中の沈黙をすぐに悪いことだと決めつけず、しぐさや表情などを相手から読み取り、非言語コミュニケーションを図ることが必要だと考える。そうすることによって、相手との友好な関係を維持できると考える。

非言語コミュニケーション(具体策)

例えば、私が友人と遊園地に行き、順番を長時間待っていたとする。そのときにはじめは饒舌だった友人が急に話さなくなったからといって、私といることがつまらないのだと決めつけてはいけないと思う。そこで、友人の表情が辛そうだったり、足をさすっていたりという非言語の部分から、待つことに疲れているのだと読み取り、私も静かに待つことで円満な関係を築けるのである。

非言語コミュニケーション(反駁)

確かに、ことばの不在はきまずいので嫌だという人もいるだろう。しかし、筆者が、精神科医が患者に無言でお茶を入れたときの患者の深い充足感を例として挙げたように、私は非言語コミュニケーションを重要視して日常生活の中で多用するべきであると考える。心理学者のマレービアンによれば、好意の伝達においては、非言語コミュニケーションが9割以上を担うという。つまり、ただ「あなたが好きです」ということばを言えばいいのではなく、勇気を振り絞っている表情や、恥ずかしくても相手に近づくという非言語の部分が、相手の心を打つのだと思う。よって対人関係において、非言語コミュニケーションは大変重要なのである。

非言語コミュニケーション(まとめ)

以上のことから、私は対人関係において、ことばに頼りきらずに相手のしぐさや表情を積極的に読み取り、非言語コミュニケーションを図るべきであると思う。そうすることで、隠れている相手の真意を読み取ることができ、沈黙をおそれずに良好な関係を維持することができると考える。

小論文
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