地球温暖化は、私たち高校生の未来に大きく関わる深刻な問題です。気温の上昇や異常気象、生態系への影響など、その影響は世界中で広がっています。しかし「何から学べばいいかわからない」「自分にできることはあるの?」と感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では、地球温暖化の原因や現状、そして高校生でも今すぐ始められる対策について、わかりやすく解説します。
温暖化の現状

2015年に採択されたパリ協定は、世界の平均気温上昇を産業革命以前比で2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑えることを目標としています。しかし、現在の各国の削減目標では目標達成は困難な状況です。
COP28の歴史的合意

2023年12月、ドバイで開催されたCOP28では、「化石燃料からの脱却」が初めて明文化されました。これは気候変動対策の歴史的な転換点となりました。
京都議定書

1990年代以降、地球温暖化への国際的取り組みが進展。京都議定書の排出量取引に見られるように、先進国に排出規制を課そうとする動きが強い。
1国際排出量取引…他国から余った排出枠を買い取り、自国の排出枠に加える制度。
2クリーン開発メカニズム…先進国と発展途上国が共同で排出削減事業を実施し、生じた削減分に応じて自国の排出枠を増やせる制度。
3共同実施…クリーン開発メカニズムの排出削減事業を先進国間で行う。
・先進国の途上国への協力や、公平さに配慮した途上国との交渉
・一国の経済成長だけを追求する価値観に対し、「持続可能な開発」の価値観の普及
国際的な温暖化対策への取り組みをどのように進めるべきか?
1 先進国と途上国の枠組みをめぐる対立

1992年に成立した気候変動枠組み条約以来、各国に温暖化ガスの排出削減目標や排出規制への取り組みが義務付けられるようになった。1997年成立の京都議定書では、京都メカニズム (1 国際排出量取引・2クリーン開発メカニズム・3共同実施) を導入し、効果的に先進国の温暖化ガス排出量を減らそうとした。しかし、当時排出量世界1位だったアメリカが発効前に離脱。また現在世界1位の排出国である中国は依然として途上国並みの待遇を求めるなど、自国の経済成 長を優先させる立場をとり、効果的な枠組み成立は困難になっている。
2 「持続可能な開発」の観点から

環境問題や資源・エネルギー・貧困問題等を包括的に扱う理念として「持続可能な開発」が掲げられている。環境・資源の有限性、環境と両立し持続しうる開発,将来世代に負う責任に重点が置かれる。したがって、こうした枠組みは、各国の現時点での利害だけによらず、すべての国の成長・発展の可能性を考慮に入れた上で公正が確保されるものでなければならない。

今後の取り組み(温暖化対策)

国際エネルギー機関(IEA)によると、現在の「再エネ3倍」の誓約が全て実施されても1.5℃目標の達成には遠く、さらなる取り組みの強化が不可欠です。
技術革新、国際協力、そして市民一人ひとりの意識改革が、持続可能な未来の実現に向けた鍵となります。

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