大学入試小論文ネタ「温暖化対策で知っておきたいこと」

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大学入試小論文ネタ「温暖化対策で知っておきたいこと」です。

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温暖化対策

1990年代以降、地球温暖化への国際的取り組みが進展。京都議定書の排出量取引に見られるように、先進国に排出規制を課そうとする動きが強い。

▲京都メカニズムのしくみ
1国際排出量取引…他国から余った排出枠を買い取り、自国の排出枠に加える制度。
2クリーン開発メカニズム…先進国と発展途上国が共同で排出削減事業を実施し、生じた削減分に応じて自国の排出枠を増やせる制度。
3共同実施…クリーン開発メカニズムの排出削減事業を先進国間で行う。
対策例
・先進国の途上国への協力や、公平さに配慮した途上国との交渉
・一国の経済成長だけを追求する価値観に対し、「持続可能な開発」の価値観の普及

国際的な温暖化対策への取り組みをどのように進めるべきか?

1 先進国と途上国の枠組みをめぐる対立
1992年に成立した気候変動枠組み条約以来、各国に温暖化ガスの排出削減目標や排出規制への取り組みが義務付けられるようになった。1997年成立の京都議定書では、京都メカニズム (1 国際排出量取引・2クリーン開発メカニズム・3共同実施) を導入し、効果的に先進国の温暖化ガス排出量を減らそうとした。しかし、当時排出量世界1位だったアメリカが発効前に離脱。また現在世界1位の排出国である中国は依然として途上国並みの待遇を求めるなど、自国の経済成 長を優先させる立場をとり、効果的な枠組み成立は困難になっている。

2 「持続可能な開発」の観点から
環境問題や資源・エネルギー・貧困問題等を包括的に扱う理念として「持続可能な開発」が掲げられている。環境・資源の有限性、環境と両立し持続しうる開 発,将来世代に負う責任に重点が置かれる。したがって、こうした枠組みは、各国の現時点での利害だけによらず、すべての国の成長・発展の可能性を考慮に入れた上で公正が確保されるものでなければならない。

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