ビッグデータ活用のメリットとデメリットの大学入試小論文解答例

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ビッグデータのメリットとデメリットの小論文解答例【商学部】です。

【問題】あなたは、ビッグデータの進展に伴って、企業で個人情報が利用されることについて、どのように考えますか、800字以内で説明してください。

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ビッデグータのメリットとデメリットの小論文解答例

ビッグデータ活用例図解

企業と消費者両方にとってメリット

(主張)私は、企業のマーケティングや顧客サービスの向上のために個人情報が利用されることについて、企業と消費者両方にとってメリットをもたらしてくれると考える。
⇒主張のあとは、普通、理由を記述します。

企業のマーケティングに活かす事が可能

(具体例)ビッグデータの進展によって、多くの顧客情報を処理・分析し、企業のマーケティングに活かす事が可能となった。このメリットとして、企業は消費者が何を求めているのかを的確に掴み、ニーズに合った製品や商品を顧客一人一人に推奨し、販売することができる。例えば、アマゾンでは「この商品を見たお客様はこれも見ています」という商品推奨を行なっている。これはビッグデータが多くの顧客の購買行動を分析し、似ている顧客の購買行動から推奨する商品を割り出し行なっている。これは消費者にとっても自分が本当に求めているもの、あるいは自分に合っているものを見つける事ができる。個人情報の活用は企業と消費者両方にとってメリットとなると考える。

個人情報が流出するといったデメリット

(デメリット)しかし過去には、企業が管理していた個人情報が流出するといった事件が起きている。これは、個人情報を扱う上で1番気をつけなければいけないことだ。情報の漏洩には、サイバー攻撃以外にも企業の内部の人間が意図して漏洩するケースもある。その事例がベネッセの個人情報漏洩事件だ。これは派遣社員としてベネッセのグループ企業に勤務していたエンジニアが、情報を持ち出し名簿業者に売却したという事件だ。この事件によりベネッセは経営赤字となり重大な打撃を受けた。

(対策)個人情報の利用には大きなリスクもある。確実に安全といえる管理システムを実現することは難しいかもしれないが、強度を上げていかなければならないと考える。

ビッグデータに関するまとめ

(まとめ)これらのことから、ビッグデータによる個人情報のマーケティングへの利用は、企業と消費者にとってメリットとなり、画期的な方法だと考える。しかし、個人情報の漏洩は確実に回避しなければならないし、管理システムの向上を行なっていくべきだと考える。

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ビッグデータのメリットとデメリットの小論文の添削一部公開

【用語解説】
(原文)アマゾンでは「この商品を見たお客様はこれも見ています」という商品推奨を行なっている。

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