人工知能(AI)の未来の大学入試小論文解答例

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人工知能の未来の大学入試小論文解答例【全学部共通】です。

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人工知能の未来の小論文解答例

AIの未来図

AIの未来(主張)

(主張)私は、今とは全く異なる社会、経済になると考える。
⇒主張のあとに、「理由」を述べましょう。

AIの未来の事例

(予想事例)まず、「汎用性人工知能」が普及することによって国内では、労働の担い手が人から「汎用人工知能」に代わるため人々がお金を得る手段をほとんど持たなくなる。そのため、ほとんどの企業を国営にして利益を国家財産にあて、そこからお金を国民に平等に配る。こうして国民は平等になる。また家事や育児などの家庭内の仕事も人工知能にほとんど任せられるため、人々は娯楽を中心とした生活を送ることができる。
⇒「平等」と「公平」の使い分けに気をつけましょう。「平等」のお金を配ったころところで、国民は「平等」になりませんね。

AIの未来の負の側面

(負の側面)一方では、国民は政府に依存してしまうし、人工知能を監視する人は今の労働人口とは比べ物にならないほど少なくてよいため知識人も減る。学ぶことをやめてしまい、自分が楽な事ばかりを考えるようになり自分の欲望に準拠した生活しか送らなくなってしまうだろう。自分で思考することもやめてしまう。こうして「汎用性人工知能」は本当に少しの人だけが働き思考し、ほとんどの人が人であるという享受を失うかもしれない世界をつくりだす恐れがある。

AIの開発競争

しかしながら、世界各国との「汎用性人工知能」の開発競争に勝たなければ人々の生活は予期している状況よりもますますひどいものになってしまうだろう。最初に「汎用性人工知能」の実現に成功した国は他国よりも労働や生産の効率性に最も優れているため各国との貿易や交渉に有利に働くようになる。よって世界で強い権限を持ってしまう。

一方で遅れてしまった国はほかの国から搾取され依存してしまい国内だけでなく国外においても貧富の差が拡大する。インドやアフリカは1500年くらいからの植民地時代、国の資源を本国と安い価格で貿易しなければならず本国に依存していた。それに植民地での人々の生活はひどいものであった。
⇒一方を使いすぎです。論が行ったり来たりと説得力がありません。

このような全く平等でない時代がまた訪れてしまうかもしれない。「汎用人工知能」の出現は国内だけでなく国外も貧富の差や不平等を生み出すだろう。

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人工知能の未来の小論文の採点と解説

<採点>
50/100点

<解説のハイライト>
(略)人工知能制御不能問題(人工知能の暴走)というのもあるので、以下のよくある回答例や合格者の解答例などを参考に。
歴史的背景なども加味しながら、記述できている点は説得力があります。

人工知能の未来の小論文の添削一部公開

【添削➊】
(原文×)また家事や育児などの家庭内の仕事も人工知能にほとんど任せられるため、人々は娯楽を中心とした生活を送ることができる。
家庭内の仕事(作業)のことを家事というのでは。家事と育児も並列できませんね。育児は家事に含まれます。
(修正案)また掃除や育児などの家庭内の仕事も人工知能に任せ、人々は娯楽を中心とし生活が可能になる。

以下は、さらに高みを目指して、様々な視点から。

【なぜだろう】
(原文)学ぶことをやめてしまい、自分が楽な事ばかりを考えるようになり自分の欲望に準拠した生活しか送らなくなってしまうだろう。自分で思考することもやめてしまう。
→なぜそうなるのか、記述できていたら、なおよかったです。

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