ワークライフバランスについての大学入試小論文解答例

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ワークライフバランスについての大学入試小論文解答例【商学部・経済学部】です。

ワークライフバランス図解

【問題】現在、若者を取り巻く状況には様々な問題がある。会社との雇用問題を抱える若者がいる一方で、ワークライフバランスを重視し、NPOへの参加や非正規雇用社員の道を自ら選択する若者もいる。我々は今後の人生において自分の仕事と生活の調和をどのように目指して行けばよいのだろうか。あなたの意見を600~800字程度で書け。

ワークライフバランスについての小論文解答例

仕事と生活の調和を取ることは自分自身の価値と責任をしっかりと認識することが大切だと考える。昨今、ライフ・ワーク・バランスを考える人々が増加している。私たちは、自身の働く意義を「生きがい」から「やりがい」に変えた。

1990年以降日本は長い経済不況に陥った。それからの数年間、企業の人員削減はピークとなる。そして、若者たちは働く意義や希望となるモデルを失った。それまでの企業や組織に帰属していれば安心だという意識をも消失した。そして、企業側も比較的雇用も解雇も容易な非正規雇用が増していった。

このような中で仕事上の成果を挙げることを「生きがい」としない若者が増えるのは致し方ないのではないだろう。むしろ、若者たちは自身の力が社会の役に立つ「やりがい」を得られる働き方を選ぶ。その活動の為に、自ら進んで時間を作りやすい非正規雇用を選択するのだ。就労は生活の基幹をなす収入を得るだけでなく、所得の中から税金を納めことで国全体の相互互助の一翼を担う。非営利団体や非正規雇用で働くことでも納税の義務を履行し、責任を果たすことはできるのである。そして、健康で文化的な生活を営む権利を保障されている。しかし、皆がそうあるために、そうでない人たちに自分に何ができるのか。自分の価値を見出すことができるのである。

自分の価値と責任を考え、多様化する社会の中で自分にあった働き方を選んでほしいのである。

【講評・添削一部抜粋】ワークライフバランスについて

【講評】
具体的な時代背景(1990年以降の経済不況)に触れ、その結果としての若者の価値観の変化を分析している点は評価できます。また、非正規雇用の選択理由についての洞察も現実的であり、理解しやすいです。

【添削】
非正規雇用の選択理由や「やりがい」を求める若者の実例を具体的に挙げることで、主張がさらに説得力を持ちます。例えば、実際の若者の働き方やその結果得られる満足感についての具体例を入れると良いでしょう。

<例文>
むしろ若者たちは、自分の力が社会に役立つ「やりがい」を求めるようになった。あるニュース番組の特集のことである。Aさんは大学卒業後、一般企業で正社員として働いていたが、過度の残業やストレスから体調を崩した。そこで、彼は非正規雇用に転じ、自分の時間を柔軟に使えるようにした。現在は週に3日だけ働き、残りの時間を地域のNPO活動に費やしている。彼は、自分が関わるプロジェクトで地域の子供たちに教育支援を行い、その成果を直に感じることで「やりがい」を得ている。また、健康を取り戻し、プライベートな時間も充実していると話していた。

このように、多くの若者は、自分の力が社会の役に立つ「やりがい」を求め、時間を柔軟に使える非正規雇用を選択することで、満足感を得ている。就労は収入を得るだけでなく、所得税を納めることで国全体の相互扶助に貢献する。非正規雇用や非営利団体での勤務でも、納税の義務を果たし、責任を全うすることができる。

小論文
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