今回は、定期テストの勉強法について書いています。点数だけを追いかけるのであれば、その対策は案外シンプルです。部活動もやっている人も多いでしょうから、まずは、得点をとるという効率さを求めることもよしとしましょう。
定期テスト対策
定期テストの対策ですが、テスト範囲が発表になってから行うことについて記述していきます。
- 毎日1回ずつで構わないので、テスト範囲の全ての新出漢字や単語、公式などを書く
- 学校のノートを丸写しで構わないので毎日1回ずつ書く
- 学校の教科書を毎日音読
- 学校のワークをぬりえ式(※注1)で毎日する
- 余裕があれば、教科書準拠の問題集を仕上げとしてやってみる
(注1)
たとえば、
・1日目23ページをする
・2日目23、24ぺージをする
・3日目は、23、24、25ページをする
といった具合に、一度やったページは、永遠に繰り返しするということです。1週間後には、最初のページなどは、一字一句覚えているくらいになります。そうなたっときに、そのページはしないというルールなどを決めてもいいと思います。私の指導している塾生は、これは鉄則であり、それが習慣となっています。もちろん、一人ひとり、それぞれが工夫や改良をしながら、自分に合ったぬりえ式学習をしているます。
以上の5つが柱となります。1つ1つ掘り下げていきます。
新出漢字は毎日欠かさず
暗記より記憶。これが鉄則です。付け焼刃的で、定期テストだけ乗り切ろうとするのはもったいないです。せっかくので、記憶化して、実力テストや入試にもつなげていくことがいいですよね。
多くの人は、直前に、一気にまとめて暗記してしまい、定期テスト後は、そのほとんどを忘れてしまう人も少なくありません。それは暗記をしているからです。
自分の名前は、なぜ忘れないのか。友達の名前は、なぜ忘れないのか。覚えようとしたわけでもないのに…、忘れたいのに、忘れられない…
それは、記憶されているからです。暗記と記憶の違いです。
なぜ記憶されるのか。いわば、単純接触ですね。単純に、それを目にしているからです。これを利用するのです。テスト範囲が発表になったその日から、毎日1回ずつ書きましょう。
定期テストの場合、新出漢字だけでも、20点はとれますよね。学校によっては、30点ぐらい配点があるときも。侮れません。
これは、漢字だけでなく、文法や技法など覚えないといけない知識問題でも生かせますね。
学校のノートを写す
定期テストの肝は、授業ノートにあり!学校の先生に立てば、ちゃんと自分の授業を聞いて、そのことを理解してくれているかチェックしたいでしょうから、学校の授業ノートからの出題も多くなるでしょう。
これから出すと言われたプリントなども合わせて写しなおしましょう。毎日やることで、記憶化を狙いましょう。
学校の教科書を毎日音読
定期テストは、多くは、教科の本文から出題されるわけですから、本文を毎日音読することで、テストの時、いちいち、本文を読むことなく時間を大幅に短縮することができるわけですから、これをやらない手はないでしょう。
学校のワークをぬりえ式
学校のワークは、日ごろの自分の出来不出来の確認ができる作業ですから、これも欠かせないません。間違った問題で、解説を読んでわからないときは、遠慮なく先生に質問しましょう。質問することで、先生の表情などでテストに出るのか出ないのかというヒントや雰囲気を感じることも少なくありません。
熱心に質問して、「ひいき」される人間になりましょう。「ひいき」は、よい言葉であり、頑張っていることで、「ひいき」=「ファン」や「応援団」がたくさんできていきます。
教科書準拠の問題集で仕上げ
点数が取れない人や点数の取りこぼしがある人ほど、問題を解きたがりますが、これは余裕があったときにする作業です。大事なのは、「記憶すること」「繰り返すこと」です。誰でもやりたがらないけれど、単純な作業をやりきることこそ、点数を上げるコツです。
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