SNS上だけのつながりについての大学入試小論文解答例【全学部共通】です。
SNSの利用についての大学入試小論文解答例
<構成>
第1段落:SNSの利用についての見解
第2段落:SNSの利用についての具体例
第3段落:SNSの利用についての問題点
第4段落:SNSの利用についての具体案
SNSの利用についての見解
人々はいいね機能を共有できる人だけで、繋がろうとする傾向を強めていると筆者は述べている。しかし、私はSNSの利用で、いいねのみでつながる行為は反対である。なぜならば、いいね欲しさのために人々は、過激な演出を繰り広げているからである。
SNSの利用についての具体例
中国を例に挙げる。現在、中国で問題となっていることは動物虐待である虐待している行為をSNS上であげる人が増加している。人々の反応やコメントを見たりすることで注目を浴びようとしている。1つの見世物としてあげるこの動画の数々には非難が殺到している。
SNSの利用についての問題点
ここにも中国では、撮影の為だけに食べきれない食事を頼み余った食事はそのまま残すという問題が起きている。この問題も他人からのいいねと言った承認欲求によって起こされると推察する。確かに中国は出された食事を完食すると日本とは異なる失礼にあたるという文化を持つ。しかし残飯の量が多いために中国政府は警鐘を鳴らしているのだ。
SNSの利用についての具体案
このように承認欲求を求めるために、人々は過激な行動に移す。過激な事柄が起こらないために、私たちができることは、SNSから距離をとることだと考える。SNSと距離をとることで、人々がいいねにのみで、つながることを防ぐことができ、かつ過激な演出で作られる動画を減らすことも可能になる。したがって、私はいいねのみでつながると言う行為は反対であるのである。
SNSの利用についての大学入試小論文解答例解説一部公開
筆者も同じ考えですよね。筆者も「いいね!」を共有できる人だけでつながろうとする関係に対して問題提起をしているわけです。なので、冒頭は、
✕(原文)人々はいいね機能を共有できる人だけで、繋がろうとする傾向を強めていると筆者は述べている。しかし、私はSNSの利用で、いいねのみでつながる行為は反対である。
〇(修正)人々はいいね機能を共有できる人だけで、繋がろうとする傾向を強めていることに筆者は危惧している。私も、筆者同様、SNSの利用で、いいねのみでつながる関係性にはいささか疑問を感じ、その対策も必要だと考えている。
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