大学入試小論文ネタ「格差社会について知っておきたいこと」です。
格差社会
ローレンツ曲線に示されるように、我が国の所得格差は拡大している。2000 年代、貧困層の増加は明確になり、社会問題化してきた。
▲ローレンツ曲線
ローレンツ曲線は、所得の低い世帯から高い世帯に順に並べた場合の所得の累積比率を示している。人々の所得格差が大きくなるほど、ローレンツ曲線は原点を通る 45度の直線 (均等分布線) から遠ざかる。
ローレンツ曲線は、所得の低い世帯から高い世帯に順に並べた場合の所得の累積比率を示している。人々の所得格差が大きくなるほど、ローレンツ曲線は原点を通る 45度の直線 (均等分布線) から遠ざかる。
対策例
・セーフティネットによる所得格差・不平等の解消
・個人の自由幸福追求の観点と、社会全体の利益からの観点をもつ
・格差・ 平等をどう捉えるかについて多様な観点に触れる
・セーフティネットによる所得格差・不平等の解消
・個人の自由幸福追求の観点と、社会全体の利益からの観点をもつ
・格差・ 平等をどう捉えるかについて多様な観点に触れる
格差解消に努めるべきか?格差を容認すべきか?
1 格差解消の立場からの意見
各個人の自由な経済活動の結果、人々の間で格差が拡大し、社会に貧困が生み出されることは19世紀以降、現在に至るまで主要な政治的・経済的論点であり 続けてきた。貧困は社会不安・政治不安の要因でもある。また貧困は教育の機会を奪うため、世代を超えて継承される。また、経済的には格差が増大すると、経済成長が鈍るため、経済成長のためにもセーフティネットは必須である。
2 格差容認の立場からの意見
一方、所得格差を解消しようという試みが国民の経済的自由権を侵害している、または財政の圧迫やモラルハザードを招いているという意見もある。現在、新自 由主義や自由至上主義の立場をとる人は、格差を解消する制度や労働条件などについての規制を批判する人が多い。格差・平等の問題については、様々なアプローチがあり、例えば結果の平等と機会の平等を分けて考える人も多い。
コメント