大学入試小論文ネタ「雇用と労働をめぐる問題で知っておきたいこと」

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大学入試小論文ネタ「雇用と労働をめぐる問題で知っておきたいこと」です。

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雇用と労働をめぐる問題

雇用の規制緩和が進んで、年功序列賃金・終身雇用が消えていく一方で、多くの職場で能力主義の導入が見られた。2000年代の派遣労働対象職種の拡大に始まり、派遣切りや正規社員の解雇条件緩和などが議論されるようになった。

対策例
・定年制の延長、働く意欲のある高齢者への職場の提供
・正規社員の賃金の見直し、ワークシェアリングなどの導入
・パートタイマーや派遣労働者の活用と保護
・職能給や年俸制などで意欲と能力の高い労働者を評価する
・雇用者がコンプライアンス意識を高め、職場環境を改善するよう努力

雇用形態はどうあるべきか?どこまで労働者の権利は守られるべきか?

1 労働者保護の観点・雇用安定化の観点
持続的な経済成長の大きな妨げとなるのが、人々の「将来への不安」である。不安定な雇用条件、賃金が過度に抑制された状況下では、人々は消費を控え、将来に備えて貯蓄する。加えて年金制度が先行き不透明な情勢があるため、人々の将来への不安は大きい。また、能力主義は、実際には生産性を高めるどころか、職場環境を大幅に悪化させ、実力が発揮できないことがあるといわれる。

2 労働力をより柔軟に活用しようとする立場・使用者の立場
日本の人件費は高く、企業の収益を圧迫してきた。また、年功序列賃金や終身 雇用に伴う勤労意欲・生産性の低下が問題である。労働力を柔軟に活用し、流動的な情勢や産業構造の転換に対応していかなければ企業が生き残ることも難しく、雇用が守られるどころか国内の雇用の空洞化が進む恐れもある。

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