【総合型選抜】志望理由書の書き方のポイント

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総合型選抜(AO入試)志望理由書のポイントまとめです。

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志望理由書のポイント

志望理由書を書く上でまずすることは、「自分についての棚卸」です。つまり、これまで自分はどう過ごしてきたのか。ここでは、どちらかというと、大学では何を学びたいのか。将来はどのような人生を歩みたいのか。(どんな人間になっていたいのか。)など学業や人生にフォーカスするといいでしょう。あくまで現時点でのことなので、将来、学びたいことや人生設計は変わることは大いにあります。

次に「大学についての情報収集」です。これは、「自分で調べる。人に聞く。実際に行く。」がポイントでしょう。今は、各大学でネットパンフレットも閲覧できる学校も増えていますので、それらを活用して情報を収集していきましょう。またその大学に通う高校の先輩に尋ねてみるのもいいでしょう。そして、肝心なのは、実際に大学に行ってみることです。オープンキャンパスはもちろんですが、日ごろ、大学に行ってみることをおすすめします。快く大学側は、受け入れてくれます。

このようなことをすることで、より大学へ通っている自分の姿が明確になり、日頃の勉学にもより打ち込めるようになる人が少ないです。

志望理由書の書き方

志望理由書ですから、「なぜその大学に志願したのか。」という理由を述べていかないといけません。ところが、少なくない人が、延々と自分のアピールを綴る人や合格させてくださいとお願いを書いてしまう傾向があります。これは、やってはいけないことの1つです。

このことを念頭におくと、次のような構成が基本の型となるでしょう。

これらの理由になるべきことに、将来の展望やこれまでやってきたことを絡めて記述していくことになります。

志望理由書の構成

  1. 第一段階(志望理由、意思表示)
  2. 第二段落(きっかけ、決断に至った契機)
  3. 第三段落(具体的ビジョン、大学での学び)
  4. 第四段落(まとめ)

4段落記述すると、シンプルで伝わりやすい志望理由書となります。

志望理由になりうること

  • アドミッションポリシーへの共感
  • 学部研究施設の充実
  • 学ぶ環境
  • 自分の目標や夢への親和性
  • オープンキャンパスでの雰囲気
  • 貴学へ通う親戚・先輩などの勧め

など

志望理由書の模範例文

①第一段階(志望理由、意思表示)
私は、将来、医者になりたいので、貴学部の医学部医学科を志望します。

②第二段落(きっかけ、決断に至った契機)
私が医者を目指そうとした決断したきっかけは、祖母の臨終に立ち合ったことです。そばは、肝硬変でなくなることになりましたが、早期を発見をすれば、助かった命でした。それでも、祖母の担当医は、最後の最後まであきらめず手術や現状の報告など寄り添いながら懸命に対応してくれた姿に感動しました。私も、そのような医師になると決めた出来事でした。

③第三段落(具体的ビジョン、大学での学び)
私の祖母がそうであったように、病状が表れるまで放置してしまっている患者さんも少なくと内閣府から公表している資料から知りました。手術技術はもちろんですが、予防医療の観点からも語れる医者になりたいと思います。

貴学部の医学部医学科は、そのような予防医療の研究をいれ、予防医療の講座も大変柔術しています。その点において、私の志望にかなっています。また、附属病院における患者参加型の病院作り、医療をしる講座などをしているなど大変共感いたしました。座学の勉学でなく、実際に患者の声を聞きながら、よりより医療のあり方、医者としての人間性を身につけていきたいと考えています。

④第四段落(まとめ)
以上が、貴学部の医学部医学科を志望する理由です。

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志望理由書についてのまとめ

  • 志望理由書では、「理由」を述べることを意識する。アピールではない。
  • 構成は、「シンプル」が無難。勝負は、「論文」「面接」「プレゼン」「ディスカッション」など
  • 自己の棚卸、大学の情報収集が肝心

以上の3点を踏まえて記述していくことで、結果として、「どう自分が志望するのにふさわしいのか。なぜ、貴学部で学ぶ必要性があるのか。」ということも踏まえた理由書に仕上がっていきます。

志望理由
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