地域コミュニティ形成についての大学入試小論文解答例

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地域コミュニティ形成についての大学入試小論文解答例です。

【問題】あなたが考える現代社会で起こっている解決すべき課題の具体例を一つあげ、その課題解決策を異分野融合的観点から850字以内で述べなさい。
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【ある人の解答】地域コミュニティ形成について

現代社会において、日本は人口減少は核家族世帯の増加といった背景から、コミュニティの希薄化が問題視されている。この解決策として、コミュニティ拠点を形成し、そこでイベントを企画するという社会学の視点と経営学の視点の融合により解決できると考える。なぜなら、いつでも集える居場所を提供することで、孤立化を防ぐことができるからだ。

コミュニティの希薄問題は、農村地域だけではなく、都市部でも生じている。この問題は、地震や津波といった災害の際に逃げ遅れても気づいてもらえないことや、老人の孤独死にもつながる深刻な問題である。コミュニティ拠点を形成することにより、その拠点に行けば誰かと話すことができ、社会的孤立を予防できる。コミュニティ拠点を形成するにあたり、まず地域住民にどのような拠点が欲しいのかをヒアリング調査する必要がある。さらに、その拠点に多くの人々が訪れるためのイベントを企画するべきだ。貴学には、観光プロジェクト演習という自治体や地域住民と連携して地域の課題を解決する授業や、イベント経営論というイベントを企画する能力を習得できる授業がある。これらを学ぶことで、地域住民の要望に沿ったコミュニティ拠点を形成し、多くの人々が訪れるイベントを行うことが可能になるのだ。

たしかに、拠点地を一から作成するには、費用と労力がかかるかもしれない。しかし、空き家を利活用することで、これらを抑えることが可能ではないだろうか。実際、金沢市でも、空き家をカフェに利活用するといった事例が多い。年々増え続ける空き家をコミュニティ拠点へと利活用することにより、地域住民だけでなく所有者や自治体までもが満足する拠点の作成ができるのだ。

以上のように、コミュニティの希薄化は、コミュニティ拠点を形成し、そこでイベントを企画するといった異分野融合的観点で解決できると主張する。コミュニティ拠点を形成する際は、貴学の授業で学んだことを活かし、空き家を利活用した拠点を形成して地域に貢献する必要がある。

【講評一部抜粋】地域コミュニティ形成について

<より高得点を目指して>
【1】コミュニティ拠点の形成方法について、もう少し具体例や成功事例を詳述するとよいです。
<例文>
地域住民にどのような拠点が欲しいのかをヒアリング調査する必要がある。この調査はアンケートやワークショップ形式で行うことが効果的である。例えば、東京都杉並区の「和田まちライブラリー」では、地域住民の意見を取り入れた結果、地域の歴史や文化を学べる図書館兼コミュニティスペースが誕生した。この拠点は、読書会や歴史講座などのイベントを通じて、多くの住民が交流する場となっている。

【2】具体的なデータや引用があると、説得力がさらに増します。
<例文>
コミュニティの希薄化問題は、農村地域だけでなく、都市部でも生じている。この問題は、地震や津波といった災害の際に逃げ遅れても気づいてもらえないことや、老人の孤独死にもつながる深刻な問題である。2019年の厚生労働省の報告によれば、日本では年間3万人以上が孤独死しているとされ、その多くが都市部で発生している。コミュニティ拠点を形成することにより、その拠点に行けば誰かと話すことができ、社会的孤立を予防できる。

小論文
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