日本人のモラルの低下の問題点【大学入試小論文・面接対策】です。
日本人のモラルの低下の問題点の例
<社会>
- 食品表示偽装
- 医療ミスの隠ぺい
- 公的資料の改ざん
- 警察・教師の不祥事
<個人>
- 校内暴力
- ごみのポイ捨て
- 窃盗のなど軽犯罪
- 公共施設内での携帯電話の使用
など
日本人のモラルの低下の要因
➊物質の豊かさを追求する「競争社会」のひずみ
➋社会と他者のつながりの希薄さ「コミュニケーション体験の不足」
➌公務員のモラルを書いた社会的影響
これらは、戦後、欧米に追いつこうと物質的豊かさを得ることだけにまい進した結果ともいえる。その過程で、学歴社会、資本主義など「競争社会」であり続けた結果、「自分の会社さえ良ければ」という変化もあった。
個人レベルでは、「自分がされて嬉しいことを人にもする。嫌なことはしない」という他者とのコミュニケーションを学ぶ機会が、学校でも、家でも少なくなった。
日本人のモラルの低下の改善策
行政、警察、秒委員、大企業など、大組織の「モラル低下」に対し、各界の有識者などが参加したチェック機構を確立する。常に健全に機能しているかなど、市民が気軽に知ることができる情報公開のシステムを整える。
「競争社会」から、どんな立場の人も一緒に快適に暮らす「共存社会」への転換を図る。それには、市民の行政・教育への強い働きかけの努力が必要。
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