ダイバシティ推進(多様な人材を企業が雇用する)メリットとデメリットの大学入試小論文の解答例です。
多様な人材を企業が雇用するメリットとデメリット
ダイバシティのメリット
メリットとして、1つの問題に対して様々な観点から取り組むことが可能になることが挙げられる。人種、性別、年齢などの異なる多様な人材を雇用することで、それぞれが異なったアイディアを持ちよることが可能になる。結果として議論が活発化し、より洗練された答えを出すことができるようになると考える。
ダイバシティのデメリット
一方、デメリットとして、思想、信仰宗教などによる根本的な価値観の違いが挙げられる。ある国の人にとっては、何の問題のない、常識的なことであっても、別の国の人にとっては到底受け入れ難いものである、といったときがある。この場合、両者における考えの違いがあまりに大きく、議論が全くまとまらないということが考えられる。
その他の視点
<メリット>
・多様な価値観を持つ世界中の顧客ニーズにマッチするような商品開発やサービス提供が可能
・少子高齢化に伴い人手不足の深刻化してきおり、それを補う働き手の確保につながる
<デメリット>
・コミュニケーションの部分で課題(情報を正確に伝えることが難しかったり、誤解を与えたりと予期せぬ認識の齟齬が発生する可能性)
・アイデアや意見が出過ぎて、生産性が落ちる可能性
↓
<解決策>
・ダイバーシティに関する指針を明確にすることが大事
・一人ひとりの従業員の意見を尊重する
・属性に囚われることなく成果で評価する
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