家政学部の大学入試志望理由書の例

家政学部の志望理由書の例です。

家政学部の大学入試志望理由書の例

インテリアコーディネーターになりたいという夢がある。それを実現すべく貴学家政学部ライフデザイン学科で学びたいと思い希望する。 小さな頃からインテリアが好きで部屋の配置換えや模様替えをよくやっていた。配置や配色などを考えている時にこういうことを仕事にし、人に喜んでもらうたらと思ったのがきっかけだ。私は人から相談されることが多く人の話を聞くのが好きなので、それも活かせると思っています。

インテリアコーディネーターになるためには住居の造りやインテリアの知識コミュニケーションカ、色彩感覚などが必要だと考える。住居の造りやインテリアの知識は貴家政学部 居住文化論、インテリアデザインと演習、住空間デザイン論で、学ぶことができる。コミュニケーション力は、真に豊かな生活は何かを総合的に学ぶことで身につく。色彩感覚を養うためには生活と色彩の講義をとり、また感性教育で審美眼美的センスを養うことでも身につく。ゼミは住文化ゼミに入り、住文化や住生活について学びたい。

以上の学びに励み、卒業後はよりよいアドバイスのできるインテリアコーディネーター になり社会に貢献していきたい。

家政学部の大学入試志望理由書の例の添削

【1】文のつながりと論理の強化
「それを実現すべく貴学家政学部ライフデザイン学科で学びたいと思い希望する。」という一文がやや冗長です。シンプルに、「インテリアコーディネーターになるため、貴学のライフデザイン学科で学びたいです。」にすると、より自然です。

【2】自分の強みを強調
人の話を聞くのが好きという点は、インテリアコーディネーターの仕事に直結する重要なスキルですので、その点を強調するのは良いですが、さらに「それがどのように役立つか」を具体的に説明するとより説得力が増します。

例えば、「お客様のニーズを丁寧に聞き取り、それに基づいた提案を行うことが重要であり、このスキルを活かしてより良い提案ができると考えています。」など。

【3】学びたい内容の具体性と統一感
学びたいことについての列挙がやや説明的すぎるため、少し流れを工夫すると読みやすくなります。例えば、まずインテリアコーディネーターに必要なスキルを挙げ、それをどの授業やゼミで学べるかを自然につなげるとよいでしょう。

例:「インテリアコーディネーターには、住居設計やインテリアに関する専門知識、コミュニケーション力、そして色彩感覚が必要です。これらのスキルを身につけるため、貴学の『居住文化論』『インテリアデザインと演習』『住空間デザイン論』で学び、さらに『生活と色彩』や感性教育を通じて美的センスを磨きたいと考えています。また、住文化ゼミに参加し、住文化や住生活について深く探求したいです。」

【4】結びの部分の強化
最後に、自分のビジョンをもう少し具体的に説明すると良いでしょう。「よりよいアドバイスのできるインテリアコーディネーター」という表現をもう少し具体化することで、読み手に明確な目標を印象づけられます。

例:「卒業後は、学んだ知識やスキルを活かし、機能的でありながら心地よさを提供できるインテリアを提案するインテリアコーディネーターとして社会に貢献したいと考えています。」

家政学部の大学入試志望理由書の全体修正案

インテリアコーディネーターになるという夢があります。その実現のために、貴学の家政学部ライフデザイン学科で学びたいと強く希望しています。幼少期からインテリアが好きで、よく部屋の配置や模様替えをしており、その経験がきっかけでインテリアを仕事にして多くの人に喜んでもらいたいと考えるようになりました。また、人の話を聞くことが好きで、人から相談されることが多いので、インテリアコーディネーターの仕事でお客様の要望を丁寧に聞き取り、最適な提案をする際にその強みを活かせると思っています。

インテリアコーディネーターには、住居設計やインテリアに関する専門知識、コミュニケーション力、そして色彩感覚が求められると考えています。これらのスキルを磨くため、貴学の『居住文化論』や『インテリアデザインと演習』『住空間デザイン論』で基礎をしっかり学び、さらに『生活と色彩』や感性教育を通じて色彩感覚と美的センスを養いたいです。加えて、住文化ゼミに参加し、住文化や住生活について深く探求することで、より実践的な知識を身につけたいと考えています。

これらの学びを通じて、卒業後は機能的でありながら心地よさを提供できるインテリアを提案するインテリアコーディネーターとして、社会に貢献していきたいです。