毎年、塾生や全国のこのサイトを通じて、最もよく受ける質問の1つが、推薦入試の書類、面接における「自己PR」の書き方や話すことについてです。この時期ぐらいから増えるので、前もって書いておきたいと思います。
自己推薦書・PRの書き方・自己PRの仕方
あくまで、これから記述するのは、私がそうやって指導してきた例です。これをもとに構成し、全国の多くの人が合格を果たしていった事実からすると、そんなに大きく外れたものでないと思います。
自己PRのポイント
- 自分が思う自分(趣味、特技を含む)
- 他人から言われている自分(第三者の視点)
- これからなっていきたい自分(未来の自分)
を記述すれば大丈夫です。
書くスペースがあるのであれば、エピソードも加えるといいでしょう。面接では、エピソードを加えるのは必須ですね。
自己推薦書・PR<例文①>
私は、ピアノが好きです。ピアノであれば、楽譜さえあれば、どんな曲でも初見で弾くことができます。また、即興で曲を書き上げることができるくらい得意であり、大好きです。そんなピアノが、私を育ててくれました。ピアノを通じて、一生懸命に練習することやモノを大切にすること、なによりこの環境を用意してくれている両親や先生などに感謝できるようになりました。
また、私はよく気づかいができる人だねと友人や後輩から言われます。担任の先生と親との三者面談でも、担任の先生から言われたので、きっと本当なのだと思います。そう言われて、他人からそう思われてうれしいと同時に、それを日ごろから意識するようになり、そういう人であり続けたいと思っています。
こんな私ですが、なりたい自分へはまだ道半ばです。そのなりたい自分とは、音楽を通じた表現者です。そのなりたい自分を常に目標として、日々を御校で過ごしていきたいと思います。
自己推薦書・PR<例文②>
私は、努力ができる人間だと思います。それは、最近、そう思うようになりました。
部活動の後輩に、私が練習を一生懸命する姿を見て、励みになったと言ってもらえたこと、担任の先生から、努力を続けてきたから英語ができるようになったね!とほめられたからです。
努力ができることを自信に、高校生活でも、勉強はもちろんですが、学校行事や部活動に精一杯に努力を続けていきたいです。
自己推薦書・PRのまとめ
- 自分が思う自分(趣味、特技を含む)
- 他人から言われている自分(第三者の視点)
- これからなっていきたい自分(未来の自分)
それから、エピソードに、高校に入ってからも少し絡めて書けるとかけるといいですね。書くスペース、面接では持ち時間などで、臨機応変に文言を付け加えたり、削ったりしてうまく調整しましょう。
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