農業(援農)ボランティアについての大学小論文解答例

農業(援農)ボランティアについての大学小論文解答例です。

農業(援農)ボランティアについての小論文解答例

現在、日本の山村地域は人口減少と高齢化が並進している。そのため、農山村地域には重大な問題が起きている。この問題を改善するためには、人口を維持し、新居住者確保の対策を講じることが重要といえる。そのためには、専攻には関わらず大学生に援農ボランティアへの働きがけをする。就農を将来への選択肢の一つとして提案し、援農体験を行った学生には、インターンシップ制度として単位として認定するのである。

昨今、グリーンツーリズムなどにより都市に住む人々や子どもの自然と触れ合う農村交流は活発になっている。農山村地域での観光、福祉、教育の必要性は高まってきているのである。

ではなぜ、人口が減り続けるのか。別の地域に移りたい理由を調査したところ、次のようなアンケート結果が出た。上位3位は「近くに病院がない」「近くで食料品、日用品が買えない」「家族の中で車を運転できる人がいない」の順である。農業に従事し生活を維持する労働力となる年代が減少し、その地域で生きてきた人が高齢化したことで農業は衰退しているのである。加えて、地域の活力、経済の低迷を招き、生活と地域社会に影響を及ぼしている。従って、農山村には耕作以外にも若者のなせることがあるといえるのではないだろうか。

援農ボランティアをインターンシップ制度とすることで、学生が農業体験するなか、生産、消費などの経済活動の地域内での循環が生まれ暮らしやすくなることで、就農を促すことができるのではないだろうか。

農業(援農)ボランティアについての小論文の添削一部公開

1.(原文△)加えて、地域の活力、経済の低迷を招き、生活と地域社会に影響を及ぼしている。従って、農山村には耕作以外にも若者のなせることがあるといえるのではないだろうか。
(修正案)加えて、地域の活力、経済の低迷を招き、生活と地域社会に影響を及ぼしている。従って、農山村には耕作以外にも若者のなせることがあるといえる。

2.(原文△)援農ボランティアをインターンシップ制度とすることで、学生が農業体験するなか、生産、消費などの経済活動の地域内での循環が生まれ暮らしやすくなることで、就農を促すことができるのではないだろうか。
(修正案)援農ボランティアをインターンシップ制度とすることで、学生が農業体験するなか、生産、消費などの経済活動の地域内での循環が生まれ暮らしやすくなるので、就農を促すことができると考える。

⇒「~ではないだろうか。」は、「ではなぜ、人口が減り続けるのか。」のように問題提起としてはいいですが、自分の意見の場合は言い切っていいです。この文が、エッセイだったら、含みを持たす意味で使用してもいいです。
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